まず、二次試験は各教科の試験時間内だけで勝負が決まると思っているなら、それは間違いだ。受験前の過ごし方、メンタルの調整なども本番で最大限の実力を発揮するために必要な要素だ。
試験前日や1日目終了後の宿泊先での過ごし方も同様に大切だ。特に県外から来ている受験生にとっては、いつもとは全く違う環境で試験に備えることになる。親が一緒にいない場合は1人で過ごさなければならない。そのため、自分一人で気持ちを切り換える必要がある。筆者は先述の通り1日目で体調を崩したため、勉強はほとんどせず、平昌オリンピックのカーリング女子日本代表の試合を見ながら回復に努めた。その結果、体を休めることができ、2日目の数学ではベストを出せた。勉強しないことが功を奏することもある。
繰り返し言うが、今この記事を読んでいるこの瞬間に試験は始まっているのだ。決して勉強せずに新聞を読んでいることを非難しているのではない。直前は復習せずにリラックスして過ごした方が自分のベストを発揮できるのであれば、それでいい。自分のリズム、ルーティーンに自信を持って試験に臨んでほしい。
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