2019年3月5日火曜日

【報道部入部試験問題】数学

 2018年4月から19年1月までに発行された東北大学新聞について、次の問いに答えよ。ただし、入学お祝い号とオープンキャンパス号、11月号に付属する「進路データ」を除くものとする。

問一 この期間中に東北大学新聞の紙面に掲載された記事の数を答えよ。ただし、七大戦などの特集の前文や、ホームページ限定で配信している記事、写真特集は除くものとする。なお、必要に応じて、弊部ホームページに掲載されているPDF版を参照してよい。

問二 問1で数えた記事のうち、「miwa」という文言が1回でも出てくる確率を求めよ。

問三 問2の記事のうち、「いきものがかり」という文言が1回でも出てくる条件付き確率を求めよ。

問四 問1で数えた記事のうち、1年生が執筆した確率を求めよ。ただし、報道部は1年生が11人、2年生が7人、3年生が9人(18年11月に引退)所属している。

問五 東北大学新聞の編集作業は報道部員全員で協力して行うが、各面に1人「面担当」と呼ばれる責任者を置く。この期間中に、1年生が面担当になった確率を求めよ。ただし、18年4月から19年1月までに作成された面の数は36である。

問六 問4・問5より、本学入学後1年生のうちから報道部で活躍できる確率を求めよ。

問七 問6のような事実を知ったあなたが本学入学後報道部に入部する確率を求めよ。


※解答は以下をご覧ください。

※本問題は東北大学の入学試験とは一切関係ありません。また、本問題の成績が当部への入部に影響を与えることはありません。



数学【解答と解説】

問一 166本
 本学の一般入試では確率は頻出となっており、その中で重要な考え方として出てくるのが「数え上げ」である。本問は典型的な数え上げの問題で、多少面倒でも我慢強く数えることができればすぐ正解できるはずだ。

問二 166分の3
 5月号4面「一人〇〇珍道中」の中で、一人カラオケを敢行する筆者が3時台に眠気覚ましのダンスとしてmiwaの「ミラクル」を歌い踊ったという記述がある。また、6月号6面「UFO呼んでみた」において、「宇宙人が好きそうなアーティスト」として筆者の独断で選出されている。さらに、11月号5面には、miwaの4度目となる日本武道館での公演を収めたDVDについて熱く語る「LIVE評」が掲載されている。

問三 3分の2
 「一人〇〇珍道中」「UFO呼んでみた」において、「いきものがかり」という文言が入っている。前者では、深夜1時台にいきものがかりタイムが発生しており、後者ではmiwa同様「宇宙人が好きそうなアーティスト」として選出されている。

問四 83分の24
 答えは約分された形になっているが、166本中実に約3割に上る48本を1年生が執筆した。これは平均して1人当たり4本以上という計算になる。なお、2年生が46本(1人当たり約6本)、3年生が72記事(同約8本)となっており、改めて引退した先輩方のすごさを思い知らされる。

問五 9分の4 
 今までの36面中16面で面担当を経験している。年間に発行される面の数の半分に迫る数字になっているが、人によるばらつきが多く、多い人はすでに4回経験しているが、一度も経験したことのない人もいる。なお、2年生が12面、3年生が8面となっている。

問六 ほぼ1
 報道部で活躍するために必要なことはほぼすべて私たち先輩がお教えする。報道部の先輩はとても優しい人が多く、文章力だけでなく社会に出てからも役に立つようなスキルも身につけることができる。ただし、あくまでも確率の問題であるため、「無限大」などと答えてしまわないよう注意を。その心意気は大歓迎だが、数学的には誤答とせざるを得ない。

問七 読者の演習問題とする。ぜひ部室で答え合わせをしよう。

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